実家の庭木が大きくなりすぎた!困ったときの正しい対処方法を徹底解説

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雑学

「久しぶりに実家に帰ったら、庭木がとんでもない大きさになっていた…」そんな経験をしたことはありませんか?親が高齢になって手入れができなくなった、忙しくて何年も放置してしまった、気づいたら隣の家まで枝が伸びていた——こうした悩みを抱える方は実は非常に多いのです。

国土交通省の調査によると、空き家や管理不全の庭が社会問題になっており、庭木のトラブルは近隣トラブルの主要原因のひとつになっています。しかし「どこから手をつければいいか分からない」と途方に暮れている方も多いはず。

この記事では、実家の庭木が大きくなりすぎてしまったときに知っておくべき基礎知識から、自分でできる対処法、プロに頼むときの判断基準まで、順を追って分かりやすく解説します。


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まず知っておきたい!「大きくなりすぎた庭木」が引き起こすリスク

庭木が大きくなることは自然なことですが、放置するとさまざまなリスクが生じます。意外と知られていないのが、法的なリスクです。

民法第233条では、「隣地に越境した枝は、隣地所有者に切除を請求できる」と定められており、2023年の民法改正によって「一定の要件を満たせば自ら越境枝を切除できる」ようになりました。つまり、放置すれば隣人から法的に対応される可能性もあるのです。

また、物理的なリスクも見逃せません。

  • 台風・強風による倒木・落枝:大きくなった木は風の抵抗を強く受け、根が浅い場合は倒れる危険性があります
  • 害虫・害獣の巣になる:鬱蒼とした茂みはカミキリムシやスズメバチ、時にはハクビシンなどの住処になりやすい
  • 建物や基礎へのダメージ:根が伸びすぎると、地下の配管や家の基礎にひびを入れることがある

「うちはまだ大丈夫」と思っていても、木の成長スピードは想像以上。たとえばシラカシやケヤキは条件が良ければ年間50cm以上成長することもあります。早めの対処が結果的に手間もコストも抑えることにつながります。


自分でできる?まず「木の状態」を正しく見極めよう

大きくなりすぎた庭木への対処を考えるとき、最初のステップは「今の木の状態を正確に把握すること」です。

チェックしたい3つのポイント

① 木の高さと太さ
一般的に、高さが3メートルを超え、幹の直径が10cm以上になると、DIYでの対処はかなり難しくなります。高所作業になるため、落下事故のリスクが高まります。

② 枯れ枝・病気の有無
枯れ枝は折れやすく、剪定中に突然落下する危険があります。また、木全体が病気や害虫被害を受けている場合は、剪定だけでなく薬剤処理や伐採が必要になることも。

③ 根の状態
地面が盛り上がっていたり、根が地表に露出している場合は、根が広範囲に張り出しているサインです。伐採後の根の処理が大変になる可能性があります。

「自分でやってみよう!」という意欲は大切ですが、高さ2〜3メートル以内・幹が細め・隣地への越境がない、という条件を満たす場合に限って、DIY剪定を検討するのが現実的です。


自分でできる剪定の基本:時期・道具・コツ

条件が整っていれば、自分で剪定することも十分可能です。正しい知識と道具を準備しましょう。

剪定の適切な時期

木の種類によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

樹種 適した剪定時期
常緑樹(マキ、カイヅカイブキなど) 5〜6月、9〜10月
落葉樹(ケヤキ、モミジなど) 12〜2月(落葉後)
花木(ツツジ、サツキなど) 花が咲き終わった直後

真夏や真冬の剪定は木にダメージを与えやすいため、避けるのが無難です。

必要な道具

  • 剪定ばさみ:直径2cm程度の細い枝に
  • 剪定のこぎり:それ以上の太い枝に
  • 高枝切りばさみ:高い位置の枝を地上から切る
  • 脚立:必ず三脚タイプの安定したものを使用

剪定の基本ルール

「どこを切ればいいか分からない」という方のために、一番シンプルなルールをお伝えします。それは「枝分かれの根元から切る」こと。途中でぶつ切りにすると見た目が悪くなるうえ、そこから病気が入りやすくなります。また、一度に枝葉を切りすぎると木が弱るため、全体の葉の量の20〜30%以内に留めるのが基本的な目安とされています。


プロに依頼すべきタイミングと費用の目安

「自分では無理だ」と感じたら、迷わずプロに依頼することをおすすめします。プロへの依頼を検討すべき状況は次のとおりです。

  • 木の高さが3メートル以上
  • 電線や建物に近接している
  • 隣地に枝が越境している
  • 木を根ごと伐採・撤去したい
  • 病気・害虫の被害が深刻

費用の一般的な目安

費用は業者や地域によって大きく異なりますが、参考として一般的に言われる相場をご紹介します。

  • 剪定(高さ3m程度・1本):5,000〜15,000円前後
  • 伐採(高さ3〜5m・1本):10,000〜30,000円前後
  • 根の処理(根株の除去):別途10,000〜50,000円程度

木が大きくなればなるほど、また伐採後の廃材処理が増えるほど費用は上がります。複数の業者から見積もりを取ることで、相場感をつかむことができます。

また、自治体によっては剪定費用の助成制度を設けている場合があります。特に高齢者世帯や空き家の管理に関する補助制度が用意されていることがあるので、お住まいの市区町村の窓口やウェブサイトを確認してみる価値があります。


「伐採後」も大切!木を切った後にやるべきこと

木を切ったら終わり、ではありません。伐採後のケアを怠ると、思わぬ問題が発生することがあります。

切り株・根の処理

切り株をそのまま放置すると、シロアリや木材腐朽菌の温床になることがあります。可能であれば根ごと撤去するのが理想ですが、費用や手間を考慮して「防腐処理だけ行う」「切り株をガーデニングのオブジェとして活用する」という選択肢もあります。

薬剤を使って切り株を枯らす方法もありますが、薬剤の取り扱いには十分注意し、ラベルの指示を必ず守ってください。

跡地の活用を考える

木を切った後の庭スペースは、新たな活用の場になります。低木や草花を植えてガーデニングを楽しんだり、砂利を敷いてメンテナンスフリーの庭にしたりと、その後の管理のしやすさを基準に考えてみましょう。実家の場合は、次回帰省したときに手がかからない状態にしておくことが重要なポイントになります。


まとめ

実家の庭木が大きくなりすぎた場合の対処法について、ポイントを整理しましょう。

  1. 放置はリスク:近隣トラブル・倒木・害虫被害・建物へのダメージなど、放置することで問題は大きくなる一方です。早めの対処が得策。
  2. まず現状を把握:高さ・太さ・越境の有無・健康状態を確認し、DIYで対応できるか、プロに頼むべきかを判断しましょう。
  3. DIYは条件次第:高さ2〜3m以内・幹が細い・越境なし、という場合に限り、正しい時期・道具・方法で剪定を。
  4. 迷ったらプロへ:高所作業や伐採は危険を伴います。費用の見積もりは複数業者から取り、自治体の助成制度も調べてみましょう。
  5. 伐採後のケアも忘れずに:切り株の処理や跡地の活用まで含めて計画を立てると、後々の管理が楽になります。

庭木の問題は「気になっているけど後回し」になりがちですが、一度きちんと向き合えば意外とスッキリ解決できるものです。この記事を参考に、ぜひ実家の庭をよい状態に保ってあげてください。

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