食用菊の種類と選び方ポイント完全ガイド|知っておきたい品種の違いと美味しい見分け方

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雑学

スーパーの野菜コーナーで見かける食用菊。「なんとなく買ったことはあるけど、種類の違いがよくわからない」「どれを選べばいいの?」と思ったことはありませんか?実は食用菊は、品種によって味わいも食感もかなり異なる、奥深い食材なのです。

この記事では、代表的な食用菊の種類とそれぞれの特徴、そして美味しいものを選ぶためのポイントをわかりやすく解説します。食卓に彩りを添えるだけでなく、独特の風味と食感も楽しめる食用菊の世界をのぞいてみましょう。


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食用菊とは?そもそも普通の菊と何が違うの?

「菊を食べる」と聞くと、少し不思議に思う方もいるかもしれません。しかし実は、日本では平安時代ごろから菊を食用にしてきたという長い歴史があります。特に東北地方や九州地方では、菊料理が今も日常的に食卓に並ぶ地域もあります。

観賞用の菊と食用菊の大きな違いは、農薬の使用基準と品種の選定にあります。観賞用として売られている菊には食用に適さない農薬が使用されていることがあるため、必ず「食用」と表示されたものを選ぶことが大切です。見た目が似ていても、観賞用の菊を食べることは避けましょう。

食用菊は一般的に花びら(正確には「舌状花」と呼ばれる部分)を使い、茹でてから酢の物、おひたし、汁物の飾りなどに活用されます。独特のほろ苦さと爽やかな香りが特徴で、秋の味覚として多くの人に親しまれています。


知っておきたい!代表的な食用菊の種類

食用菊には数多くの品種がありますが、市場に多く流通しているのは主に以下のような品種です。

◆ もってのほか(延命楽)

山形県を代表する食用菊の代名詞ともいえる品種で、花びらの色は紫がかったピンク色が特徴です。名前の由来は「もってのほか美味しい」「天皇の御紋である菊を食べるとはもってのほか」など、諸説あります。

味わいは食用菊の中でも特に上品で、ほのかな甘みと少ないえぐみが魅力。シャキシャキとした食感が楽しめるため、酢の物やおひたしに向いています。旬は10月〜11月ごろで、山形の秋の風物詩として知られています。

◆ 阿房宮(あぼうきゅう)

青森県や秋田県を中心に生産される白い食用菊です。大輪で見た目が華やかなため、料理の飾りや刺身のつまとしても重宝されます。「もってのほか」と比べるとやや苦みが強めで、食感はふっくらとやわらかいのが特徴。

◆ かきのもと

新潟県で古くから栽培されてきた品種で、「もってのほか」と同じ紫系の花びらを持ちます。地域によっては「もってのほか」と混同されることもありますが、厳密には別品種です。風味はおだやかで食べやすく、初めて食用菊に挑戦する方にも向いています。

◆ 松前菊

北海道の松前地方発祥とされる黄色い食用菊です。黄色い花びらが料理に鮮やかな彩りを加えてくれます。比較的クセが少なくマイルドな風味のため、汁物の浮き実や鍋料理のトッピングなど、幅広い料理に使いやすい品種です。

◆ 博多菊(食用黄菊)

九州地方を中心に流通する黄色の食用菊。スーパーで見かける黄色い食用菊の多くは、この系統に近い品種であることが多いです。香りが豊かで、天ぷらにすると甘みが引き立ちます。


美味しい食用菊の選び方|買うときに見るべき3つのポイント

せっかく食用菊を買うなら、新鮮で美味しいものを選びたいですよね。売り場でチェックすべきポイントを3つにまとめました。

① 花びらがしっかり開いているかどうか

食用菊は花が適度に開いているものが食べごろのサインです。開ききって花びらが反り返っていたり、花びらが落ちかけていたりするものは鮮度が落ちている可能性があります。一方で、硬すぎるつぼみ状態のものは香りや旨みが十分でないこともあります。

② 色がきれいで褪せていないか

紫系の品種なら鮮やかな紫〜ピンク、黄色系なら明るく鮮やかな黄色のものを選びましょう。色がくすんでいたり、茶色っぽく変色している部分が多いものは避けた方が無難です。

③ 茎や葉の状態もチェック

茎がしっかりしていてピンとしているもの、葉がみずみずしいものが新鮮な証拠です。逆に茎がしなびていたり、葉が黄色くなっているものは収穫からかなり時間が経っている可能性があります。

ちなみに食用菊は購入後なるべく早めに使うのがおすすめです。保存する場合は、茎を水に浸した状態で冷蔵庫に入れるか、花びらだけ外してラップに包んで冷蔵するとよいでしょう。


食用菊の基本的な下処理と食べ方のコツ

食用菊を美味しく食べるためには、下処理がとても大切です。

① 花びらをむしる
まず、花びらを中心から丁寧にむしり取ります。花びら以外の部分(がく・茎)は一般的には食べません。

② 酢を少量入れたお湯でさっと茹でる
沸騰したお湯に少量の酢(目安はお湯1Lに対して大さじ1程度)を加え、花びらを入れて15〜20秒ほどさっと茹でます。酢を入れることで色が鮮やかに保たれ、えぐみも取れやすくなります。

③ 冷水にとってしっかり水気を切る
茹でたらすぐに冷水にとり、色止めをします。その後、軽く絞って水気を切れば下処理は完了です。

シンプルな酢の物や、三杯酢で和えるだけでも立派な一品になります。また、薄く衣をつけて天ぷらにすると、菊独特の苦みが和らぎ甘みが感じられておすすめです。生でサラダに使う場合は、農薬不使用や有機栽培などの表示がある信頼性の高いものを選ぶとより安心です。


まとめ

  • 食用菊には「もってのほか」「阿房宮」「かきのもと」「松前菊」など多様な品種があり、それぞれ色・風味・食感が異なるので、好みや料理用途に合わせて選ぶと楽しい
  • 選ぶ際は花びらの開き具合・色の鮮やかさ・茎や葉の張りを確認するのが基本
  • 下処理は酢を少量加えたお湯でさっと茹でることで色鮮やかに仕上がり、えぐみも和らぐ
  • 観賞用の菊と食用菊は別物なので、必ず「食用」表示のあるものを選ぶことが大前提
  • 旬は主に秋(10〜11月ごろ)で、季節の恵みとして積極的に食卓に取り入れてみよう

食用菊はちょっとしたコツを知っておくだけで、ぐっと身近で美味しい食材になります。ぜひ今秋、お気に入りの品種を探してみてください。

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